去年の確定申告は一昨年は所得が少なかったのでやりませんでしたが、
去年からはアフィリエイト報酬も増えてきたので、
今年はしっかり確定申告を行いました。
確定申告は今年が初だったので、わからないことも多かったですが、
結局、確定申告期間の初日に出すことが出来ました。
ということで、せっかくなので確定申告に関する情報や、
実際に青色申告を出した時の流れまとめてみました。
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目次
確定申告はどのくらいの収入(売上)で意識した方が良い?
「確定申告ってした方が良いの?」
と思う方も結構多いみたいですが、
基本的には、副業であれば所得が20万以上、
専業であれば所得が38万以上であればした方が良いです。
した方が良いというか、しないと脱税になっちゃいますし、
報酬の振込などが行われるアフィリエイトでは、
やらないとすぐにばれちゃうので、上記の所得を超えているなら、
しておいた方が自分のためだと思います。
ただ、あくまで所得が20万、または38万以上の場合なので、
売上がそれ以上あっても、経費で使っているお金が多ければ、
確定申告を行う必要はありません。
ドメイン・サーバー代、ルレアなどの教材、シリウスや賢威などのツール、
レビュー用に購入した商品などは経費で全額落とせますし、
インターネット料金、携帯代なども半額くらいは経費で落とせます。
アパートに住んでいれば、家賃の3~4割くらいは経費に出来ると思いますし、
自宅兼事務所の場合でも、その家にローンが残っているなら、
ローンの何割かを経費として計上することも出来ます。
アフィリエイトの場合、
全額経費に落とせる物に関しては結構人によるので、一概には言えませんが、
携帯代やインターネット料金はそこまで変わらないと思いますし、
これらだけでも年間10万くらいは経費として落とすことが出来ます。
家賃がある場合は月2~3万は経費に出来ると思うので、
年間で20~30万程度は経費で落とせると思います。
自宅で作業を行っている場合はちょっとややこしいですが、
月1万以上は経費で落とせる(ローンがあれば)と思うので、
年間で10~20万くらいは経費で落とせると思っておいて良いんじゃないかと思います。
実際に自分が家賃やローンを払っていなかったとしても、
それを払っている人(親など)が申告していなければ、
自分の経費で考えちゃっても良いと思います。
その辺りはローンや家賃を払っている人に相談してください。
ということで、最低限経費で落とせる物を考慮した上で、
どのくらいの収入(売上)から確定申告を意識した方が良いのかをまとめてみました。
アフィリエイトを副業としている場合
- 賃貸(毎月払っている家賃がある)なら50~60万
- ローンのある自宅なら40~50万
- ローンがない自宅なら30~40万
アフィリエイトを本業としている場合
- 賃貸(毎月払っている家賃がある)なら70~80万
- ローンのある自宅なら60~70万
- ローンがない自宅なら50~60万
アフィリエイトの場合、ASPの年間報酬額の合計がこのくらいになれば、
確定申告を意識した方が良いんじゃないかと思います。
ただ、上記の数字はあくまで最低限の数字にしたつもりなので、
さっき言ったような、全額経費で落とせる物、
- ドメイン・サーバー代
- 教材
- ツール・テンプレート
- レビュー用商品
などにお金を使っているのであれば、
その分を上記の額に上乗せして考えると良いかと思います。
ただ、基本的に上記の売上を超えている場合は、
確定申告を出す必要があるかどうかを確認するためにも、
一度売上と経費をまとめて、所得がどのくらいなのかを把握しておくべきだと思います。
青色申告と白色申告
確定申告を行う際、青色申告と白色申告がありますが、
今はもう白色申告のメリットがほぼないみたいなので、
青色申告で行った方が良いと思います。
ただ、青色申告は前年の確定申告提出期間中に、
開業届と青色申告の申請を出しておかなければならないので、
「今年いきなり青色申告で出す」ということは出来ません。
一般的に、青色申告は白色申告より面倒と思われているようですが、
青色申告は白色申告と同じ書き方をして提出したとしても10万円控除が受けられるので、
申請するだけしておいた方がお得です。
副業で行っている方の場合、副業がばれるのがイヤで出来るだけ出したくないという方も多いみたいですが、
基本的に、確定申告をしたからと言ってばれるというわけではないようです。
また、青色申告の申請をしたからと言って、
必ず提出しなければいけないというわけではないので、
”とりあえず”的な感覚で申請しておくと良いかと思います。
申請のやり方は超簡単ですし、税務署に行って聞けば丁寧に教えてくれます。
ちなみに専業なら絶対申請しておいた方が良いです。
青色申告の流れ
僕は去年の始めくらいから収入が上がり始めたのと、
その時から青色申告の方が100%お得だと思っていたので、
去年のうちに開業届と青色申告の申請を提出しておきました。
申請をしておくと、次の年の確定申告期間ちょっと前、
2月の始めくらいに青色申告の書類が送られてきます。
その書類にやり方は書いてありますが、
国税庁のホームページから送られてくる書類全て確認出来るので、
正直送られてくる書類自体はあまり必要ありません。
(申請は必要ですが)
では僕が実際に行った青色申告の流れを簡単にご紹介。
1.会計ソフトの導入
青色申告の場合、65万円控除を受けるためには帳簿の作成が必要なので、
僕は会計ソフトを導入しました。
簿記に詳しい人は会計ソフトがなくても出来るんだと思いますが、
青色申告を行う人はほぼ会計ソフトを使ってると思います。
会計ソフトがあれば、経費と売上をまとめるだけで自動で決算書を作ってくれるので、
基本的には、
- 経費で落とせる物の詳細と金額
- 各ASPの確定報酬
アフィリエイトの場合はこの二つを入力するだけで、
後は会計ソフトがやってくれます。
他にも細かい部分でやることはありますが、
決算書さえ出来てしまえば確定申告はほぼ終わりです。
2.現金出納帳作成
会計ソフトを導入したら、まずは現金出納帳を作成します。
現金出納帳には経費で落とせる物を記帳していくので、
領収書や領収書の代わりになる注文メールを見ながら、
- 日付
- 勘定科目
- 摘要(詳細)
- 金額
を記入していきます。
日付や摘要、金額などはそのまま入力すれば良いですが、
面倒なのは勘定科目。
僕は簿記に詳しいわけではないので、
どれがどの勘定科目に当てはまるのかを調べながらやっていて、
これが一番面倒でした。
実際、日付と金額さえしっかり合ってれば、
勘定科目や摘要は、それを見て領収書に紐づけ出来るのであれば、
ある程度適当で良いみたいですけどね。
僕は一つ一つ、他のアフィリエイターはどうしてるのかを調べながらやっていましたが、
人それぞれ同じ物なのに使う勘定科目が違ってたりするのでややこしかったので、
みんながよく使っているっぽいものを採用していきました。
3.売掛帳作成
売掛帳では売上を記帳するので、
- 各ASPの月毎の確定報酬
- 実際に入金された金額
- 振込手数料
などを入力していきます。
これも現金出納帳と同じく、
日付、勘定科目、適用、金額を入力していきますが、
売掛帳では使う勘定科目が少ないのと、
あまりややこしい物はないので、割とすぐに出来ます。
4.決算書作成
現金出納帳と売掛帳が完成すれば、
後は決算書の作成です。
上でも言いましたが、決算書の作成に関しては
会計ソフトがほぼ全て自動でやってくれます。
減価償却費などの設定は自分で行う必要がありますが、
やるとしてもそれくらいなので、これは一瞬で完成します。
5.決算書を税務署に持って行って確定申告書を作成&提出
後は出来た決算書を税務署に持って行って、
その場で確定申告を使ってもらう、または手伝ってもらいなら作成して、
申告してしまえばそれで終了です。
僕も実際に決算書を持って行って、
手伝ってもらいながら作成しましたが、
30分ほどで全て終わりました。
なので、基本的にアフィリエイトでの青色申告は、
現金出納帳と売掛帳さえ作ってしまえばほぼ終わりです。
もっと言えば、一番ややこしい現金出納帳の勘定科目さえ乗り越えれば、
僕の感覚では、それで7割は終わりんじゃないかと思うくらいです。
それ以降はスイスイ進みました。
全体的な流れはこんな感じです。
本当はもっと丁寧に、預金出納帳とか買掛帳とかも作った方が良いんだと思いますが、
最低限、現金出納帳と売掛帳さえ出来ていれば大丈夫のようです。
僕も本当にそれで良いのか不安だったので、
何度も税理士に相談したり、実際に現金出納帳と売掛帳、決算書を持って行って見てもらったりしましたが、
特に問題はないと言われたので、これでOKみたいですね。
青色申告はどのくらいかかる?
実際に青色申告の書類作成から提出まで、
どれくらいかかったのかというところですが、
僕の場合、
2月の8日くらいから準備を初めて、
色々調べものをしたり、会計ソフトなどの導入をしていましたが、
ちょうど2月15日に決算書が完成したので、
そのまま税務署に持って行って確定申告書を作成&提出しました。
ネットで調べると今年は2月16日から受け付け開始となっていましたが、
普通に15日でも提出できましたよ。
なので、全くの0からスタートしてちょうど1週間で終了です。
これも実は、A8.netの12月報酬分の振込日が15日なので、
実際の入金額を確認するために、作成を15日まで待っていたというのもあるので、
本当ならもっと早く出来ていたと思います。
僕の場合はレビュー用に購入していた商品も多かったですし、
実際に購入した系の記事をあまり書かない人であれば、
多分そんなに書くものもないと思うので、
早ければ2~3日で終わらせることも出来るんじゃないかと思います。
ちなみに僕は会計ソフトは「やよいの青色申告」、
マニュアルは「NTS」を購入しました。
やよいの青色申告について
やよいの青色申告はデスクトップ版とオンライン版がありますが、
オンライン版は1年間無料で利用出来ます。
よくある”2年間継続が条件”とかではなく、1年目から解約が可能なので、
1度だけ青色申告を行うなら完全無料で行えます。
なので、マニュアルなしでとりあえずやってみたいという場合は、
上の流れを参考にしながら、やよいの青色申告オンラインをで青色申告の書類を作ってみるのが良いかと思います。
[btn_l color=”green” corner=”r” url=”http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2NE29Y+E4GS8A+35XE+609HU”]やよいの青色申告オンラインはこちら[/btn_l] [right_link image=”arrow1-b” url=”http://doratan01.com/aoiro/2806/” target=”self”]やよいの青色申告オンラインの解約手順[/right_link] [right_link image=”arrow1-b” url=”http://doratan01.com/aoiro/2755/” target=”self”]オンライン版とダウンロード版の違いについて[/right_link]
NTSについて
正直やよいの青色申告さえあれば、
後はネットで調べながら決算書まで作れそうな気がしますが、
NTSはアフィリエイター向けの確定申告マニュアルなので、
完成までのスピードは格段に上がると思います。
僕はこれまで税金に関することは税務署に直接電話して聞いたりしていましたが、
毎回説明が面倒なんですよね。
NTSだと購入者フォーラムでアフィリエイト用語を使いながら質問出来るので、
それも便利だと思います。
購入者フォーラムは上位版のみの特典になっていますが、
アフィリエイトは自由度が高い分、何をしているか、使っているかも人それぞれなので、
細かい部分で、マニュアルには書いていないことも出てくると思います。
なので、個人的には上位版の方がお勧め。
また、NTSの方には特典を付けてみました。
NTSには青色申告書類のサンプルが付いてるんですが、
正直僕はそれがあまり参考にならなかったので、
実際に僕が確定申告に提出した青色申告書類を特典として付けてみました。
- 現金出納帳
- 各ASPごとの売掛帳
- 決算書
上記の書類をPDFにまとめたので、ルレアを実践しているなら特に、
勘定科目の部分も参考になると思います。
それと、僕の現金出納帳を見れば、僕がどんな商品を買っているのかもわかるので、
商品選定の参考にもして頂けるんじゃないかなと思います。
良ければその辺りもチェックしてみてください。
個人的には上位版の方がおすすめですが、通常版にも特典は付けてあります。
僕からNTSを購入して頂く場合は、
下のメッセージが表示されているかだけご確認ください。
[btn_l color=”green” corner=”r” url=”http://www.infotop.jp/click.php?aid=243459&iid=66549&pfg=1″]【通常版】NTSの特典付購入はこちら[/btn_l] [btn_l color=”red” corner=”r” url=”http://www.infotop.jp/click.php?aid=243459&iid=66550&pfg=1″]【上位版】NTSの特典付購入はこちら[/btn_l]